きょうだいごっこ
きょうだいごっこ
安斎かりん先生による漫画。全2巻。
親の転勤の都合で主人公が親の知人宅に居候して、そのお宅の息子さん方ときょうだいのフリをしながら学校通ったり日常生活を送る話。
最初の印象は絵柄が別マっぽい…!というか『ひるなかの流星』のやまもり三香先生に似てるなぁ…でした(ちなみにひるなかは別マではなくマーガレット…)。でも話は確かにマーガレット系より花ゆめ系かも?
1話を読んだ感想「主人公の居候先も子供しかいなくて?(しかも男2人)3人ひとつ屋根の下ぁ?イケメン兄弟…なのに?主人公がイケメンに興味がないだと……?……ふむふむ………この設定、好き!!!!」。まんがパークで1巻分読んでから、改めて1巻さらに2巻を購入。昔から何故かひとつ屋根の下系が好きな私としては設定がモロ好みだし、メイン登場人物たちも魅力的な子たちばかり。媚びない系主人公の理央、猫系無愛想兄の美弦、犬系人懐っこ弟の有紀。全員のキャラ設定が好み。とにかく私のツボ。
第一印象で一番好きなのは美弦でしたが、2巻読んで更に好きになりました。あの照れ顔は是非いろんな方に見てほしい……。ひょえ〜〜ってなるんで…。あと美弦はギャップ萌えの集大成みたいな奴なのでギャップ萌えに飢えてる方は美弦を一度摂取する事をオススメ致します。
恋愛というより家族愛のほうがフューチャーされてるのでひとつ屋根の下ドキドキライフみたいなのを期待されてる方には物足りないかもしれません。が、友情では恋情では言い表し切れない3人の絆を楽しめます(とはいえ恋愛要素も勿論あります!が主人公の理央が家族>恋愛なので……お察し)。全2巻、キレイにまとまってますので、少しでも気になる方は1000円以下で全巻買えるので、是非手に取って、買って、支援しましょう…!
ちょっとネタバレ…?
兄弟ふたりの知ってる感じ、理央じゃないけど本当に羨ましい。なんだかんだお互い気遣ってるのがとても良い兄弟。どちらかが危険に晒されれば絶対に助けに行くだろう。きっかけが無かっただけなんだろうな。
そして!終わり方、ほんとにキレイ!続編見たいけど続編無いほうが良いなぁって思ったくらい。このぐらいのほうが妄想は滾りますなぁ。
今後恋愛に発展したとき理央を巡って殴り合いの喧嘩した後、理央のご飯を美味しく3人で食べてほしいです。そのあと超絶些細な事で小競り合いしてほしい…。