空色海岸
空色海岸。山田南平先生による漫画。
読み始めたきっかけは完全に紅茶王子からの延長線上の作者読み。でも杏ちゃん出てるのは知らなかった。確認してないけど桜色とか無印紅茶王子に出てくる杏と一緒にいる友人は桜井なのかな?そういうちょっとした作品同士の繋がりってワクワクするというか嬉しい感じあるよね…!
実はストーリーの核は重いお話で構成されてるけど、キャラとか話の持って行き方でそこまで深刻に重くないと思われます。全24話なので結構サラッと読めますが、読み応えはあるかな?海沿いで生まれ育ってないので色々と知らんこと知れて良かったです。漫画の良いところ。メノウ、本物見てみたいなぁ。
↓容赦ないネタバレ
相変わらず魅力的なキャラクターが勢揃いで…。個人的に大ヒットはラストにもなってる実は初恋の人でしたパターン。なんなんそれ…運命やん……好き……っていう。
桜井は太陽のような人で周りを明るく照らすけど、じゃあその太陽は何によって明るく照らされるの?っていう。その支えが過去の思い出で、思い出に囚われてる(父親との思い出)のと同時に前に出る勇気(浜辺での男の子との思い出)にもなる。そして大きくなった現在、またその思い出の面影(てか本人)に支えられるっていう構図……なんなんそれ…運命やん………。
ラストの告白も好きだけど、私、その前の田中が寝ぼけてハンモックから落ちた下りめっちゃくちゃ大好き……。田中の動物的可愛さと桜井の女子的可愛さ……Wで可愛い…。でもほんと人ん家でいちゃつくなっていうね…笑。